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ククリア王国 ユウタロウの日記6

【森のたそがれ時】

141年。
僕が移住してきた年は、王国が受け入れを強化していたのか、ものすごい数の移住者がこの地を踏んだ。

そして皆それぞれに思い思いに生活していく中で、生涯の伴侶を得ようとしているようだった。

そんな中、僕の一番の友人サンチャゴさんはひとり、余生を楽しんでいるように見えた。
この国は再婚が出来ない。

「それでもそれは不幸でもなんでもなく、シズニの前で誓った、たったひとりの人を愛しぬくための試練だと思っているよ。」
と、彼は静かに話してくれた。
「今は会えないが、必ずまた会える。長い試練を終えてね。僕のほうが少し、彼女より長生きだっただけだ。ただそれだけのこと。」

このころから、サンチャゴさんはうちに遊びに来るようになった。
サンチャゴさんの訪問
「ユウタロウくんの顔を見ないと、やっぱりちょっとさみしくてね。」
「この飾りを片付けたら、お茶いれるんで飲んで行ってくださいよ。」

サンチャゴさんとの友情を育む傍らで、ウイコちゃんとの仲も進展していた。
僕も他の移住者同様に、生涯の伴侶を得ようとしていたわけだ。
しかし…
しーぽん…?
しーぽんて一体…?

ウイコちゃんが足早に帰ってしまってから僕は、身をひそめてみはっていたけれど…
ひっそり…
森のたそがれ時に来るひともなく、ただひっそりと木々が佇んでいるだけだった。

「何かの気配はするんだけどな…。乙女と呼ばれるひとたちには見えるのだろうか。フェルタ祭の劇のように。」

ぼんやりとそんなことを考えた、年の暮れ。

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コメント

サンチャゴさん、渋くて素敵・・・(`・д・´)

再婚天国、養子たくさんなプルトとは大違いの国なのね、ククリアは(´・ω・`)

しーぽん??(笑)
初めて聞いたセリフだ・・・w

ユウタロウさんも身をひそめてみても何も見えませんよ!!ww

2012/03/14 (Wed) 18:53 | るし #- | URL | 編集

そうそう^^しーぽんて、子供のときに会える、ナルルで言うところの妖魔の森に住んでるあの子のような存在みたい。
でも、大人でもある状態になると会えるとか…。

そうなんだよねー!
プルトは再婚できたのに…。ククリアは再婚は出来ないみたいよ~。残念…。
サンチャゴさんの子供が見たかったなぁ…。
自分が女PCで、サンチャゴさんにいくらほれてても再婚できないってことだもんね…つらい。

ユウタロウwわたしこのSSひそかに気に入ってるwww

コメさんきゅー♪

2012/03/17 (Sat) 15:15 | hoshina #- | URL | 編集

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